地域によって結婚式の風習はそれぞれ違いますよね。
私の地元、徳島には『お嫁さんのお菓子』を配る風習があります。
地域によっては、お菓子の詰め合わせをお嫁さんのお菓子として配る地域もあるようですが、徳島のお嫁さんのお菓子は、もち米から作る焼き菓子です。
このお菓子を親族・ゲスト・近所の人たち・お祝いをくれた人たちなどに配ります。

彼は大阪の人で、結婚式も大阪で行うため、彼自身はあまりピンとこなかったようですが、
私の母親も私も「徳島の花嫁はこれを配らないと…」ということで，
披露宴のお見送り時、プチギフトとしてゲストの皆様にお配りしました。

司会者には、ゲストが席を立つ前にお嫁さんのお菓子の説明をお願いしました。

お嫁さんのお菓子は、私の両親が用意してくれたので，
私がお礼のメッセージとお嫁さんのお菓子についての説明カードを作り、
透明の袋に入れてお配りしました。

お嫁さんのお菓子の説明は↓↓↓

お嫁さんのお菓子について…
　徳島県には 昔から“花嫁菓子”といって もち米から作る紅白の焼き菓子に 砂糖水をはけで塗った｢ふやき｣と呼ばれるお菓子があります
そして 婚礼において｢道具入れ｣｢初歩き｣などの際 花嫁さんがご近所のみなさまへのご挨拶代わりとして この花嫁菓子を配る風習があります
　昔から “およめさんのお菓子”と呼ばれ 親しまれてきた花嫁菓子には これまでお世話になった方々への｢ありがとうございました」という感謝の気持ちと これから出会う方々への｢よろしくお願いします｣との想いが込められています
　そして お菓子をもらった人は お菓子と一緒にもらった小さな幸せや喜びを共に分かちあう…
そんなほんわかした風習が 現在も生き続けています
そんな風習を みなさまにも少しおすそわけです

大阪にはこのような風習がないようだったので、好評でした。
特に年配のゲストのみなさまや、女性のゲストのみなさまに喜んでもらいました。